事務所からのお知らせ

労働安全衛生法改正（平成26年6月19日成立）

化学物質による健康被害が問題となった胆管がん事案など最近の労働災害の状況を踏まえ、

労働災害を未然防止するための仕組みを充実

①特別規則で規制されていない化学物質が原因で胆管がんの労災事案が発生

⇒ 化学物質のリスクを事前に察知して対応する必要性

事業者に危険性又は有害性等の調査（リスクアセスメント）を義務付け

②精神障害の労災認定件数の増加

⇒ 労働者の健康状態を把握し、メンタル不調に陥る前に対処する必要性

　事業者にストレスチェックの実施を義務付け（平成27年12月迄に施行）

③同一企業における同種の災害の発生

⇒ 当該企業の他の事業所における災害発生を未然に防止する必要性

厚生労働大臣が企業単位での改善計画を作成させ、改善を図らせる仕組みを創設 等